正四角すい(錐)のダイヤモンド圧子を、試料(試験片)の表面に押し込み、その試験力を解除した後、表面に残ったくぼみの対角線長さを測定します。ビッカース硬さは、試験力を、底面が正方形で頂点の角度が圧子と同じ正四角すいであると仮定したくぼみの表面積で除して得られる値に比例することを原理とし測定する値になります。
弊社のデジタルビッカース硬さ試験機は、HV、HK測定モードにて測定が可能です。
低加重から高加重となる 0.3 kgf
~ 30 kgf の広い試験範囲に対応しており、測定の高倍率化に対応するため、総合倍率200倍~1000倍にて計測単位が0.01μmとなり、小さな圧痕に関しても正確な数値を測定ができます。