機械類破損原因調査

金属材料等の破損・破断事故が起きた場合、その金属材料の大小を問わず、破面を分析することにより「破損原因」を確認することが出来ます。例えば一過性の過大応力で一気に破壊されたのか、あるいは金属疲労で徐々に破壊されたのか特定したい場合に有効です。

走査型電子顕微鏡(SEM)で破面を観察すると金属疲労で徐々に破断・破損した場合は右下写真のようにストライエーション(疲労じわ)等が出現します。一過性の過大応力で一気に破断・破損した場合、へき開破面やディンプルパターン等が出現します。

破損した金属部品の破面

破損した金属部品の破面

破断面SEM観察×2000 ストライエーション

破断面SEM観察×2000 ストライエーション

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